スクールカウンセラーの仕事をしている方、これからスクールカウンセラーを目指そうとしている方、学校現場や教育を支える仕事に従事している方にとって、そしてユーザーである児童生徒やその保護者の方にとって、「スクールカウンセラーの仕事」って!何なのでしょうか?
「とりあえずスクールカウンセラーでも・・・」「スクールカウンセラーは非常勤で身分保障の点で長続きできるかな?」「病院臨床ができれば、簡単な仕事だから・・・」「一人職場で自分に務まるかな・・・?」
「結婚して産休などは取れるのかな?」「心理の専門家として担任が困った児童生徒への助言がほしい・・・。」「どんなことを相談したらいいのかな?」「男性のカウンセラーだと娘が話しにくいと言っているんですが・・・。」
などなど、スクールカウンセラー側の声やスクールカウンセラーと一緒に仕事をする教員の声、そして児童生徒やその保護者の声などなど、スクールカウンセラーという存在に対して、いろいろな声が聞こえてきそうです。
確かにスクールカウンセラーは年齢や経験に関係なく採用される仕事で、非常勤の仕事です。身分保障の面ではお勧めしたい職業ではないかもしれません。おまけに一人職場で年間35回くらいの勤務で何ができるのかと考えてしまうのも無理ありません。
でも、そのように課題があるからこそ、その職業的専門性を確立して、スクールカウンセラー自身が自分たちの仕事を守ることが必要になってきます。私どもKSCAではスクールカウンセラーの存在に対して寄せられる、さまざまな声に耳を傾け、その課題に取り組み、研修機会などを通してスクールカウンセラーの資質の向上と職業的安定を図ることを目指しております。
スクールカウンセラーの仕事と、学校やそこに集う児童生徒・保護者・教職員の将来を明るくするために、多くの現職のスクールカウンセラーの皆様、これからスクールカウンセラーを目指そうとされている皆様、学校現場でスクールカウンセラーと協働している皆様、学校教育を支える仕事に従事されている皆様のお力を借りて、一緒に活動をしていただけることを心よりお待ちしております。
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